フランスの田舎で見つけた猫脚のセティです。
1930年代頃。
セティとは17世紀に登場した肘掛けと背もたれのついた長椅子のこと。 座面は通常布張りになっていて、ベンチとソファの間のような椅子ですね。 こちらのセティも座面をファブリックで覆われた座り心地のよさそうなタイプです。
セティは年を重ねるごとに形状が変化していって、その後さらにクッション性の高いソファに発展したともいわれています。
所々に汚れやダメージもありますが、圧倒的な存在感は健在で空間に抜群の存在感を演出してくれそうです。
脚部はカブリオールレッグ(猫脚)になっていて高級感があります。
カブリオールレッグとは動物の脚をモチーフにした曲線の脚のことで、一般に猫脚と訳されます。
猫脚は四脚の哺乳動物の脚を基本デザインとしたスタイルのことで、先端は曲線か丸く膨らみ爪がついているものもあります。
自由奔放で享楽的な生活をのぞんだ貴族達にふさわしく、優美で洗練されたスタイルを持っているのがロココ様式の特徴的です。
ちなみにカブリオールレッグ(Cabriolelegs)のカブリオールとは、フランス語のダンス専門用語ではずむ、飛び上がるという意味があるそうです。
豪華なドレスを着飾った貴族達のいる宮殿にやって来たかのような存在感のある佇まい。見ているだけで時間を忘れうっとりしてしまいます。
ダイニングに取り入れて貴族のティータイムを想像しながら紅茶片手にちょっと優雅な一時を過ごしてみては。
ショップのディスプレイ什器としてのご利用はもちろん、日常空間でアンティーク家具と組み合わせてヨーロッパの映画や、インテリア雑誌に出てくるようなワンシーンを作り出すのも楽しそうですね。また、モダンな家具との組み合わせもおもしろそうです。
経年劣化による汚れ、キズ、錆び、ワレ、剥げ、染み等ございます。
その点をご理解の上でご購入をお願いいたします。
○サイズ○
H:約95cm×W:約129cm×D:約72cm
座面までの高さ:約45cm
※多少の誤差は悪しからずご了承ください。
カテゴリー:
家具・インテリア##ソファ・ソファベッド##2人掛け・3人掛けソファ
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