⭕商品詳細
【本紙】 紙本
【サイズ】 表装軸先含 172cm×37cm
本紙 95.5cm×29.5cm
【状態】 ほぼシミはありません。
一部に多少の折れがあります。
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【高橋 悦道(たかはし えつどう)】
昭和23年大徳寺僧堂へ
後藤瑞巌・小田雪窓老師に師事
昭和28年滋賀県臨済宗大徳寺派明星寺住職
【林間酒暖落葉焼(りんかんにさけをあたためておちばをたく)】
似た禅語に、『林間に酒を暖(あたた)めて紅葉を焼(た)く』という言葉があります。
落ち葉で焚き火をし、酒を温めて秋を楽しむ様子のことで、唐の詩人白居易の詩「林間に酒を煖めて紅葉を焼く」が元になる。
この言葉について、高倉上皇に有名な話があるのでご紹介いたします。
高倉上皇はたいそう優雅な方で、人々から慕われていた。
この君は、まったく御幼少の時から柔和なご性格をお受けになっておられた。
皇位にお就きになってまもなくのころ、たいそう紅葉を愛されていた。
ところがある夜、無情にも強い風が吹いて、紅葉をみな吹き散らし、あたりに落ち葉が散乱した。
翌朝、下部(しもべ)が掃除のときに、散った葉をかき集め、風の冷えびえとした朝なので、酒を温めて飲む薪にしてしまったのであった。
「これは困ったことだ、お前たちはただちに投獄されるか、流罪になるであろう」と慨嘆するところへ天皇がお出でになって紅葉をご覧になったが、なくなっているので、
「どうしたのだ」とお尋ねになった。
ありのままに事情を申し上げると天皇は、ことのほか御きげんよくお笑いになって、「『林間に酒を暖(あたた)めて紅葉を焼(た)く』という詩の心を、その者たちに誰が教えたのか、風雅なことをしたものだ」
そう言われて、かえってお褒めになり、とくにお咎めになることはなかった。
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