吉賀大眉(よしか たいび)は、萩焼の伝統を現代の感性で昇華させた作風を持ち、戦前戦後を通じて数々の展覧会で評価され、晩年には国の栄典にまで輝いた作家です。
サイズは、大(直径約6.5cm×高さ約10cm)、小(直径約5cm×高さ約9cm)です。
共箱の蓋表には「萩湯呑」と墨書され、左側に「大眉山」と署名され朱印が押されています。
吉賀大眉は、萩焼の人間国宝・吉賀一統の系譜に連なる陶芸家です。そのため署名に「山」を付して誇りを示すことがあり、本作もその形式となっています。
作品名と作家の署名・印章が揃った共箱付きの一品です。
状態は、共箱に経年劣化が見られるものの、本体は画像のとおり非常に綺麗です。ただし、長期自宅保管品であることをご理解いただける方のみご検討ください。
申し訳ございませんが、値引き交渉には対応いたしかねますので、あらかじめご了承ください。
★主な受賞歴
1938–1943
文展・新文展にて入選多数
1950–1960年代
日展にて北斗賞・特選など多数受賞
1971
内閣総理大臣賞/日本芸術院賞受賞
1982
日本芸術院会員に就任
1986
勲三等瑞宝章受章
1990
文化功労者に列せられ、記念展も開催
1991
没後に勲二等瑞宝章を追叙
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