品番A0466
新品で購入後日の当たらない場所で保管していました。付属品未開封。
定価24200円&【送料無料】で出品いたします。
【実車紹介】
115系は1962年に登場した111系の寒冷地・勾配線区対応出力増強版として1963年から製造開始された直流近郊型電車です。
仕様や機能・構造を変えながら1983年まで総合計1921両が製造され、名実ともに日本の近郊型電車の代表格として直流電化区間
で活躍する姿が長年多くのファンに親しまれました。1982年に115系の最終製造グループとして登場したのが3000番代で、広島地区に
投入されました。117系に準拠した2扉転換クロスシートの客室と、当時としては斬新なクリーム地に青帯の「瀬戸内色」をまとった姿は一
世を風靡しましたが、メカニズムの面では従来の115系に準じており、旧来の新性能直流近郊型電車との混結も可能です。
1979年に大阪地区の「新快速」向けにデビューした117系は国鉄近郊型電車としては破格の空気ばね台車装備、2扉転換クロスシー
トの接客設備を誇りましたが、国鉄分割民営化後には3扉転換クロスシートの221系の投入に伴って短編成化と地方転出が始まり、余剰
の中間車ユニットは岡山地区で115系の先頭車と組合わせて使用されることになりました。1991年度から翌年度中までに11ユニット22両
にジャンパ連結器や補助電源回路の改造、混雑対応のセミクロスシート化、車体塗装の変更などの115系対応改造が行われました。種
車の機器配置はおおむね活かされる形で改造されたため、パンタグラフがモハ115形に設置されるなど車体形状以外にもさまざまな本来の
115系との相違点が見られました。改造された中間車は3500番代に区分され、2001年度には追加で3ユニット6両が改造されています。
2025年現在でも体質改善工事が施工された車両が下関地区で115系3000番代と共に活躍を続けています。一見すると兄弟形式の
ようにも見える両者ですが、窓サッシ外枠の形状や側面行先表示器の位置、パンタグラフ設置車両などの相違点があり、混結された編成
ではこれらの相違をつぶさに観察することが可能です。
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